「なつもん!20世紀の夏休み」レビュー感想。面白い?面白くない?
ゲーム・漫画ブロガーのはね(@hanepen0905)です。
Nintendo Switchで発売された「なつもん!20世紀の夏休み」のゲーム紹介と、実際に遊んでみた感想を書いていきます。
「なつもん!20世紀の夏休み」とは?
「なつもん!20世紀の夏休み」とは、2023年7月28日に発売された、Nintendo Switchで遊べるアドベンチャーゲームです。
サーカス団団長の息子である主人公・「サトル」は、公演をするために訪れた「よもぎ町」で様々な出来事に出会います。
サーカス団の公演日までの1か月の間、どのように過ごすのかはプレイヤー次第です。
- サーカス団の公演を成功させる
- 町で起きた事件を仲間と共に解決する
- 街を探索して行動範囲やできることを増やす
「サーカス団に所属する小学生の夏休み」という冒険心がくすぐられる体験をオープンワールドで実感できます。
ジャンル | ほのぼの夏休みアドベンチャー |
プラットフォーム | Nintendo Switch |
CERO | A(全年齢対象) |
希望小売価格 | 5,980円+税 |
発売元 | スパイクチュンソフト |
「なつもん!20世紀の夏休み」プレイ感想
- 自由度とやりこみ度のバランスが良く、ボリューミーなゲーム
- オープンワールドなのでロードが少ない
- 「ぼくなつ!」をプレイしたことのあるユーザーは買って後悔なし
一言でいうと、「田舎の夏の雰囲気をたっぷり味わえる良ゲーム」といったところでしょうか。
「なつもん!」の良い点①:システムバランス
小学生の夏休みを余すところなく満喫できる「自由さ」と、サーカス団の発展などの期間限定の課題をクリアする「達成感」が両方味わえます。
「オープンワールドで自由に動ける!」という売り文句があるゲームは、ゲームを面白くする工夫をプレイヤー側に投げてしまっているものもあります。
(もちろん、その中にも良作はありますが…)
その点、「なつもん!」は初めてオープンワールドのアドベンチャーゲームをする人にも優しいゲーム設計になっています。
自由でありながら、プレイヤーを迷わせない工夫は、好印象でした。
「なつもん!」の良い点②:フィールドを探検していて楽しい
「なつもん!」は正式タイトルを「なつもん!20世紀の夏休み」といいます。
世代的には30~40代の人が子供の頃にあったものがよく見られます。
街中を歩いているだけで、ちょっとレトロなものを発見できたり、日本の田舎独特の体験をすることができます。
探索していて味わえる目新しさと懐かしさは、このゲームの魅力の1つと言ってもいいでしょう。
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なつもん!の残念な点
「なつもん!」は、フィールドを自由に探検し、虫取り、釣り、おでかけなど、オープンワールドで自由にできることが多いゲームです。
その反面、個々のキャラクターとの交流や、人物の掘り下げが少ないように感じました。
「せめて主人公と深く関わるメインキャラクターとの間に発生するイベントを、もう少し増やした方が良いのではないか?」というのが個人的な印象です。
- サブクエストを増やす
- (上記が難しければ)時間経過により、悩みが住民同士で解決されていく様子が描かれる
こういうサブキャラクターの見せ方でいえば、「ペルソナ」シリーズの方が上手いと感じます。
みんなの感想
他の人が「なつもん!20世紀の夏休み」をプレイした感想をまとめました。
- 「ぼくのなつやすみ」シリーズに似ている良ゲーム
- やることが多くて自由に楽しめる
- 虫取りや探検に没頭して、いつの間にか時間が経っている
- Switchだからなのか、所々動作が遅い
- やりこみ要素に偏りがある
なつもん2日分やった感想としては、めちゃくちゃぼくなつ
ラジオ体操から会話までぼくなつのそれでしかない、虫相撲がなくなったのは残念だけどいまのところは結構面白い
@CordaydArmont
#なつもん!20世紀の夏休み
ちょっとプレイした感想。
ぼくなつだけど僕夏じゃない。(笑)
敵のいないオープンワールド。
他のゲームで言うならレゴシティよりだから子供も可能かな。(楽しめるかどうかは別)
ところどころテンポ悪い気がするけど。
個人的には懐かしい感じもありまったりできていい。
@sakamasa009
また、小学生が実際にプレイした感想を載せた記事もあります。
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まとめ:田舎の夏を存分に体験したい人は、とにかくやってみてほしい
- 小学生になって日本の田舎を存分に体験したい人におすすめ
- はじめて自由度の高いオープンワールドのアドベンチャーゲームをプレイする人におすすめ
- 住民との交流は浅め
「なつもん!20世紀の夏休み」は、空を飛んだり、小学生がトンデモな生き物を見つけたり、といったファンタジックな要素があれど、日本の田舎体験が存分に楽しめるゲームです。
「あつまれ どうぶつの森」と比較してみた
「なつもん!20世紀の夏休み」と同じく自由度の高いアドベンチャーゲームは「あつまれ どうぶつの森」があります。
- サーカス団の発展というメインクエストが明確
- 自由でありながらメインストーリーがある
- 自由と目標達成のバランスが良い
- 世界観やキャラクターの深掘りが甘い
- 家や島を発展させる手段もプレイヤー次第
- とても自由
- できることが多い
- 初心者が極めようとするのは難しい
(攻略本必須)
「どうぶつの森」と比較すると、「なつもん!」の方がプレイヤーが目標を設定しやすいと感じました。
(「どうぶつの森」は自由度が高く、イベントやキャラクターが作りこまれている反面、初心者は攻略情報を読み込まないと上手くプレイしにくい)
これからアドベンチャーゲームをやりたいと考えている人は、「なつもん!」から始めてみてもいいのではないかと思っています。
このブログでは、ストーリーや世界観が面白い作品を紹介しています。
クリア済みの人に向けた考察記事も載せているので、あわせてチェックしてみてください!