真・女神転生ⅣFINALの感想・評価。メガテンを始めるならこのゲームから!
今回は、「真・女神転生ⅣFINAL(メガテン4ファイナル)」を、すでにプレイ済みの筆者がレビューしていきます。
この記事を一言でまとめると、
真・女神転生ⅣFINALは、RPG初心者には絶対おすすめ!
ということです。
もっと付け加えるなら、
前作の「真・女神転生Ⅳ」をプレイ後に「真・女神転生ⅣFINAL」をプレイして欲しい!
と言いたいところです!
前作「真・女神転生Ⅳ(メガテン4)」については、以下の記事にまとめておきました。
それではまず、「メガテン4ファイナルが、なぜRPG初心者におすすめできるゲームなのか?」について書いていきます。
真・女神転生ⅣFINALがRPG初心者におすすめできる理由
難易度調整がしやすく、初心者から上級者まで楽しめる設計
メガテン4ファイナルの難易度は、初期は3段階から選ぶことができます。
RPG初心者の人は、一番易しい「対立」ランクから始めるのがおすすめです。
逆に、メガテンらしい歯ごたえのある難易度を求める人は、難しい「大戦」ランクに挑戦してみてみるのも良いでしょう。
ちなみに自分はRPG慣れしている方だったので、最初は中間の「戦争」ランクで始めました。
結果、序盤の雑魚悪魔にボコボコにされることに…。
自分が有利な時は簡単なのですが、クリティカル攻撃を受けて劣勢になったとたん、一気に逆転されるのは、さすがアトラス仕様ですね。
3回連続でゲームオーバーになった後、泣く泣く「対立」ランクに設定してからゲームを進めました。
今となっては、良い思い出だそうだよ!
難易度設定は、後からでも簡単に選び直せるので、ゲーム開始後に悩まなくても大丈夫ですよ。
王道的RPGストーリーの要素が濃い
メガテンらしい「ダーク」な世界観のゲームですが、ストーリーの起承転結は王道的RPGに近い形になっています。
もちろん、メガテンの1つのウリである「マルチエンディング」もしっかりあるので、自分の好みに近いストーリーを選択することも可能です。
また、メガテン4ファイナルでは、「ニュートラルルート」が大きく2通りに分岐するのが特徴です。
王道RPG好きなら「絆」ルートを目指せばいいよ!
分岐条件も分かりやすくて安心!
個人的な感想ですが、ストーリー描写で一番すごいと思ったのは、様々な状況に対する東京の人々の反応です。
強大な力を持つ悪魔に対してや、ナナシ(主人公)たちに対する態度が、状況によってコロコロ変わっていくのが印象的でした。
描写の生々しさ、あるいは、「現実の人間や大衆を反映しているのではないか?」と思わせるような脚本が素晴らしかったと思います。
時間がある人は、メインストーリーだけでなく、サブクエストや街の人との会話などの、細かい要素も楽しんでみてください。
真女神転生ⅣFINALが向いていない人
ここまで「メガテン4ファイナルの良い点」について挙げてきましたが、メガテン4ファイナルをおすすめできない人もいます。
・青春系、明るい系のストーリーを求めていない人
・ロウ・カオス・ニュートラルの3ルートの話が欲しい人
上記2点のうち、どちらか1つに当てはまる場合、あなたにはメガテン4ファイナルは向いていないかもしれません。
メガテンらしい、ダークなストーリー展開「だけ」を求めている人や、ロウルートやカオスルートへの分岐が欲しい人には向いていません。
(ロウとカオスへの分岐はありますが、おまけ扱いになっています。)
従来のメガテンにはないエンディング要素が肌に合わない、と感じる人もいるため、特にメガテンシリーズを多くプレイしている人は要注意です。
「メガテンシリーズは、メガテン4FINALが初めて」という人であれば、気にする必要はないでしょう。
Ad
まとめ:真・女神転生ⅣFINALは、すべての要素が完成度の高いゲーム
今回はストーリーに焦点を当ててレビューをしましたが、メガテン4ファイナルは、バトルシステム、育成システム、グラフィック、そしてストーリーの全てにおいて良作のゲームです。
まだメガテン4ファイナルをプレイしたことがない人は、ぜひ1度遊んでみてください。