【真・女神転生Ⅴ】エンディング後の感想・レビュー
今回は、真・女神転生Ⅴをクリアした後の感想を書いていきます。
これからメガテン5をプレイするか迷っている人は、ネタバレなしのこちらの記事からどうぞ!
真・女神転生Ⅴのストーリーについて
※ロウ?ルートクリア後の感想です。ストーリーの総評ではないのでご注意ください。
RPGとしては、安定的で良いストーリーだと思います。
ただ、メガテンファン受けするストーリーになっているかは疑問です。
私はまだロウ?(でいいのかな?)ルートしかクリアしていないため、そう感じるのかもしれませんが、メガテン4から入った人間としては、少し物足りない感じでした。
おそらく、グラフィックやシステムを120%の出来にするために、ストーリーは「作りやすいように」組み立てる必要があったのかもしれません。
真・女神転生Ⅴのシステムについて
操作性やバトルシステムなどは、とても素晴らしいと感じています。
特に、
- 悪魔の動き
- 常に緊張感のあるバトル
- マップのグラフィック
については、かなり楽しめたと思います。
特にバトルシステムは、RPG初心者から上級者まで楽しめるように設計されています。
ダアト探索については、マップにもう少し分かりやすいヒントがあればいいなと感じました。
かなり複雑な地形になっているところもあったので、アクションが苦手な筆者は苦戦してしまいました…。
その他気になった点
主人公は果たして人間なのか?
主人公に感情があるのか疑問に思えるほど、無機質的な主人公でした。
もしかすると、他のルートなどでは、違う表情が見れるのかもしれません。
しかし、ストーリー序盤からクリア後まで、主人公の印象は一貫して、アオガミより無機質的・機械的なものでした。
他のルートでは、もっと表情豊かな主人公が見れるのかもしれませんが、他のキャラクターに比べて、人形みたいな主人公が気になってしまいました。
好きなキャラクターは?
現時点では、アブディエルさんが一番です。
メガテン5って、実は彼女が真ヒロインなのでは?と勝手に思っています。(笑)
今まで見てきた天使勢の中では、良い意味で人間的な天使様だと感じました。
もちろん、プレイ中に「あ、この言い回し、さすが天使…」という部分もあったのですが、ネタバレになるので具体的な場面については言及しないでおきます。
天使的な融通の利かない一面と、人間的な魅力を兼ね備えたアブディエルさんが、他のルートではどんな運命をたどるのか、気になりますね。
事前考察はどのくらい当たっている?
自分の中では、当たりとハズレは半々くらいかなと思っています。
このブログでは、メガテン5発売日前に、いくつか予想考察記事を出しています。
予想がどのくらい当たっているのか、もしくは外れているのか、プレイ後に改めて記事を見直すとおもしろそうだと思って始めてみました。
盛大に予想を外している部分もあったので、個人的には満足です。
(以下の記事は発売日前に書いていますが、この記事から飛ぶ人にはネタバレになるかもしれないので、注意してください。)
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まとめ:メガテンとしては無難すぎるが、RPGとしては良作
- RPGゲームとしては良作
- 従来のメガテンらしさは薄いが、社会を反映させたストーリー構成は健在
- 主人公の無機質さが気になる
メガテンで遊んだことがない人や、RPG好きなライトゲーマーにおすすめするゲームとしては良作だと思います。
ただ、個人的な感想としては、メインストーリーが少し物足りないと感じました。
メガテン5の特徴を一言で表すと、「人間と悪魔の関係性が重視された、神話的なストーリー」と言えます。
王道RPGとしてみると、やや優等生的な良いストーリーになっていますが、メガテンらしい攻めた描写や、一般人との関係がメガテン4より薄くなってしまったのは残念でした。
(ストーリー・世界観重視派としては、メガテン4の方が好みかな…)
しかし、まだ1ルートしかクリアしていないため、他ルートクリア後には、また違う評価になるかもしれません。
サブクエスト等も充実しているので、2週目以降も楽しめるのが嬉しいですね。
この記事を見て、真・女神転生Ⅳにも興味を持った人は、以下の記事も読んでみてください。
ネタバレなしで「メガテン4」と「メガテン4FINAL」の魅力を語っています。
引用画像
この記事では、真・女神転生Ⅴ(ATLUS)から一部画像を引用させていただいています。