荒川弘「黄泉のツガイ」第5話「ジンとユル」の感想・レビュー・考察。

今回は「鋼の錬金術師」「銀の匙」などの名作マンガを描いた荒川弘さんの最新作、「黄泉のツガイ」の第5話の感想と考察を書いていきます。
前回第4話の感想・考察記事は、下の記事をどうぞ。

「黄泉のツガイ」第5話あらすじ
まずは第5話「ジンとユル」のあらすじを書いていきます。
二浪と虎鉄によるユル捜索が開始!

ユルは保険証がないので、けがをしたら医療費十割負担である!!
超重要項目ですね!
とういうわけで、ユルがけがをしないうちに、連れ戻すことを決意したデラさんとハナちゃん。
さっそく虎鉄と二狼の出番がきました。
二狼はユルの服のにおいを嗅いで、捜索に出ます。
虎鉄は二狼の居場所を、スマホの地図アプリで知らせます。

IT対応ツガイ…
ユル大ピンチ!からの…

前回は、冴えない感じの影森ジンさんのツガイ「愛ちゃん」に、あっさり捕まってしまったユル。
仕方ないので、左右様は堂々と出てきて戦闘に入ります。
しかし、左様(女性)は、亀の姿をしたツガイに足止めされ、右様(男性)は、小さなウサギのツガイの格闘技に翻弄されてしまいます。
万事休すかと思いきや、愛ちゃんの歯のスキマからユルが鉈を放ち、左様を足止めしていた亀に一撃加えます。
解放された左様が「愛ちゃん」の歯をたたき割り、ユルを解放。
ウサギのスキを突いた右様は、駐車場の電気を全て壊し、あたりを暗闇にします。
暗闇の中は、狩人であるユルの領域です。
一気に形勢逆転し、ジンさんを人質に取ったユルは、彼らとの交渉に入ります。

戦闘では双方引き分け…ということでいいのかな?

交渉ではジンさんの要求が通ったみたいだけどね。
これ以上ガチの戦闘はしたくない…ということで、ユルと左右様は影森家に行くことに決めました。
そしてその様子を見つめる二狼…。
第6話に続きます。

第5話までの謎と感想・考察

今回はバトルシーンが多めでしたので、謎と考察はおやすみ。
個人的に良かったシーンをピックアップします。
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戦闘シーン

今回は軽いジャブを浴びせあう感じのバトルでした。
というのも、駐車場内でのバトルだったからです。

双方ガチでやりあったら、駐車場がぺしゃんこになって自滅しちゃいますね
本格的なバトルは次回以降に持ち越し…と。
しかし、緊張感がないわけではありません。
むしろ、人間同士の頭脳戦も交えたバトルになっていて、おもしろい戦闘シーンになっていました。

駐車場という現代的な舞台で、狩人の技が光るところとか・・・ね!
ジンさんのSPさん達も面白いキャラかも

影森ジンさんのSP(護衛)の男性2人も、ただのモブではないように見えますね。
連れているツガイも左右様を押していましたし、キャラも親しみやすくて好感が持てます。
(少なくとも5話時点では)
- 背が高くて、スキンヘッドの人が「アキオ」
- 背が低くて、明るい髪の人が「ハルオ」
覚えておきます(笑)。
ちなみにハルオさんのツガイは、重力操作ができる亀さんと、格闘技が得意なウサギさんのようです。
アキオさんのツガイは、大きすぎて駐車場に入りませんでした…。

荒川さんの漫画は、サブキャラやモブっぽいキャラも魅力的なのが良いですね!
世界観や描写がダークでも、そこまで暗い漫画にならないのは、キャラが活き活きしているからかもしれません。
第6話も楽しみですね!

