Googleアドセンスとは?収益化のやり方から審査のポイント・申請方法までを解説

はね(@hanepen0905)です。
今回は、
- Googleアドセンス(Goolge AdSense)の特長
- Googleアドセンス審査の際に注意すべきポイント
- Googleアドセンス審査の申請方法
- Googleアドセンス審査に落ちてしまったときの対処法
- より稼ぎやすいアドセンス広告の設置方法
について解説していきます。

はね
- ブログ運営4年目
- WordPress4サイト以上の運営経験
- Googleアドセンスとアフィリエイトで月4桁以上の収益
- SEO検定1級・2級
Googleアドセンスに関する記事を網羅した記事なので、結構ボリュームがあります。
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Googleアドセンス(Google AdSense)とは?
Googleアドセンス(Google Adsense)とは、Googleが提供しているサービスで、ブログやWebサイトに自動広告を掲載して収益化するための仕組みです。
Googleアドセンスを利用することで、そのページやユーザーの好みに関連する広告が表示されます。

Googleアドセンスの広告は主に「クリック広告」と「インプレッション広告」の2つに分かれます。
- クリック広告
ユーザーが興味のある広告をクリックして、広告主のページに移動することで収益が発生する広告。
広告単価は明確ではないが、1クリックにつき数円~数百円発生する。 - インプレッション広告
ユーザーが広告を見ることで収益が発生する広告。
クリック広告より単価は低い(1インプレッションあたり数円)が、収益が発生しやすいメリットがある。
広告がクリックされたり、ユーザーに見てもらえたら、収益が出る仕組みです。

ほかにもユーザーが商品を購入することで収益が発生する「成果報酬型広告」があります。
こちらは収益を得る難易度がアドセンスよりも高いですが、アドセンス広告よりも高単価な広告が多いです。
アドセンス広告と成果報酬型広告(アフィリエイト広告)を比較!
- 成果が発生しやすい
- 1つあたりの広告単価が安い
- 実際に振り込まれるには合計8,000円以上の成果が発生する必要がある
- 初心者は成果が発生しにくい
- 1つ当たりの広告単価はアドセンスより高いものが多い
- 実際に振り込まれるまでの金額は、各サービスによる
Googleアドセンス広告の収入を得るには、
- ブログサイトやYoyTubeチャンネルを開設する
- Googleアドセンスの審査に合格する
- 広告を貼る
- 本人確認や、振込先口座の登録をする
- 発生した成果金額の合計が8,000円以上になったら振り込まれる
という手順を踏む必要があります。

次の章で、具体的な手順を解説します!
Googleアドセンスを設置するための手順
Googleアドセンス広告を設置するためには、以下の3つが必要です。
- 独自ドメインのブログサイト
- Googleアカウント
- アドセンス振り込み用の銀行口座
(後で準備しても良い)
アドセンス審査に必要なのは、「独自ドメインで解説されているサイト」とアドセンス用の「Googleアカウント」です。
「ドメイン」とは、インターネット上の住所のことです。
「独自ドメイン」とは、自分だけが所有できるインターネット上の住所にあたります。
- 「独自ドメインのサイト」は、どのようなサイトがありますか?
-
このブログや企業のホームページのように、WordPressで作成されたサイトが代表的です。
WordPressサイトの他にも、独自ドメインで作成されたホームページは世の中に沢山あります。
- 「独自ドメインではないサイト」は、どのようなサイトがありますか?
-
「はてなブログ」や「ライブドアブログ」、「note」など、他の企業(もしくは人)のサービス上にあるブログサイトは、独自ドメインのサイトではありません。
こうしたブログサイトは、無料で利用することができますが、作成したコンテンツ(記事など)の所有権がサービス利用者側にない場合が多いです。
アドセンス振り込み用の口座は、後ほど振り込みの際に必要になりますが、審査時には必要ありません。
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手順1:独自ドメインでのブログの開設

独自ドメインでのブログを開設するのが初めてであれば、WordPress(ワードプレス)を利用してサイトを開設するのがおすすめです。
WordPressのメリット
- サイト制作を自分でする必要がない
(記事作成だけに時間を使える) - WordPressに関する情報はインターネット上に豊富にある
WordPressブログの開設方法からカスタマイズの方法まで、ノウハウがインターネット上にたくさんあります。

WordPressで分からないことがあっても、検索すれば情報がすぐに出てくるよ!
WordPressブログの開設には、「独自ドメイン」とコンテンツを保存しておく「レンタルサーバー」が必要になります。
以前は別々に取得する必要がありましたが、今はレンタルサーバー会社で独自ドメインもレンタルサーバーも一度に手続きできます。
独自ドメインとサーバーの手続きが一度にできるレンタルサーバー
手順2:Googleアドセンスの審査を受ける

Googleアドセンスの審査は、独自ドメインのサイトを所有していなければ高確率で不合格になります。
- ブログサイトを開設する
- 10記事以上作成する
- 1記事当たり1,500字以上の濃い内容にする
この3点を満たしたら、Googleアドセンスの審査を受けましょう。
審査への申請方法は、後ほど解説します。
- 10記事以下でアドセンス審査に合格した人もいますが、10記事以上書かないとダメですか?
-
5記事程度で合格した人もいますが、1記事あたり3,000~5,000字以上の濃い内容を発信している記事であることが多いです。
アドセンス審査には10記事以上書くことが必須ではありませんが、ブログ初心者は記事を書き慣れることを優先した方が良いため、10記事以上としました。
手順3:アドセンス合格後、ブログに広告を設置する

Googleアドセンス合格後は、ブログに広告を設置していきます。
審査時にheadタグ内に貼りつけた「審査コード」が、合格後はそのまま「自動広告コード」になるため、追加の作業をしなくてもアドセンス自動広告は設置されます。
しかし、よりユーザーにとって快適にするためには、自動広告は控えめにした方が見やすいサイトになります。
広告の設置方法についても後述します。
Googleアドセンス審査の際に注意すべきポイント
- 独自ドメインで申請すること
- 審査は期間は数週間から1か月以上
- Googleの審査基準を満たすサイト作りをする必要がある
この中で特に注意すべきは③の「Googleの審査基準を満たすサイト作りをする」ということです。
Googleは規約の中で、以下の基準に違反するサイトに対しては広告配信を許可しません。
Googleパブリッシャー向けポリシーから引用
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 動物への残虐行為
- 知的財産権の侵害
- 不適切な表示に関するコンテンツ
- 不正行為を助長する商品やサービス
- 性的描写が露骨なコンテンツ など
Goolgeアドセンスに合格後も、上記のポリシー違反があった場合は
- 広告配信の制限
- アドセンスアカウントの永久停止
(以降、同一人物の別アカウントも不許可になる)
という厳しい措置があるので注意しましょう。
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Googleアドセンス審査の申請方法
Googleアドセンス審査への申請方法は、以下の手順で行います。
- Googleアカウントの開設
- Google AdSenseにログインする
- 必要項目を記入する
- 電話認証をする
- サイトにアドセンスを紐づける
手順1:Googleアカウントの開設

まず初めに、Googleアドセンス用のアカウント(Gメールアドレス)を開設します。
すでにアカウントを持っている人は、それを使ってもOKです。
ただ、プライベートなどで使用しているGoogleアカウントと、アドセンスやブログ用のアカウントは別にしておいた方が無難です。
ブログ用のGoogleアカウントをまだ持っていない人は、これを機に作成しておくことをおすすめします。
Chromeブラウザがパソコンに入っていない人は、こちらからインストールしてください。
新しくChromeブラウザをインストールした人は、Chromeを立ち上げるとアカウント作成画面に切り替わります。
- ユーザー名
- アカウント名(Gメールアドレスに使用)
- 電話番号(後ほど設定でも可)
を入力してアカウントを作成します。
すでにGoogleアカウントを持っていて、別のアカウントを作成したい場合は、Chrome画面を開いて右上のユーザーアイコンをクリックします。

下の段に「別のアカウントを追加」欄があるので、こちらからアドセンス用のアカウントを作成します。
手順2:Google AdSenseにログインする
手順1で作成した「アドセンス用アカウント」のChrome画面を開き、Googleアドセンスのホームページにアクセスします。

トップページにある「ご利用開始」の青いボタンをクリックして、申請を始めます。
手順3:必要項目の記入

一番最初は、パブリッシャー(あなた)の国と地域を選択する画面です。
- 国または地域を選択
→日本 - 「利用規約に同意」にチェック
- 青い「アカウント作成」ボタンをクリック
づづいて「お客様情報入力」画面に移ります。
- アカウントの種類
→個人 - 名前と住所
必要事項を記入する - 「送信」ボタンをクリック
必要項目を記入したら、電話認証に移ります。
手順4:電話認証をする

電話番号を入力して、SMS(ショートメッセージサービス)もしくは通話での認証をします。
電話番号入力の際に、先頭に国番号(日本は81)をつける必要があります。
例えば、090-1234-5678の電話番号の場合は先頭の0を外して81をつけます。
8190-1234-5678
と記入すればOKです。
電話認証ができたら、最後の手順に移ります。
手順5:サイトにアドセンスを紐づける

最後は、Googleアドセンスから発行される審査用コードを、自分のサイトのheadタグ内に貼りつけます。
「サイトをアドセンスにリンク」という画面の下に、AdSenseコードが記述されています。
「コピー」を押して、コードを丸ごとコピーします。
次に、自分のWordPressブログの管理画面に移ります。
ここでAdSenseコードを貼りつける方法は、使用中のWordPressテーマによって異なります。
SWELLテーマの場合
当サイトで使用している「SWELL」では、「SWELL設定」欄から貼りつけることが可能です。
「高度な設定」欄から設定する方法
テーマによっては、カスタマイズからコードを貼りつけることができます。
- WordPress管理画面の「外観」→「カスタマイズ」を選択
- 「高度な設定」欄を選択
- 「headタグ終了直前に出力するコード</head>直前」欄の下にAdSenseコードを貼りつける
- 「公開」ボタンを押して更新する
どのWordPressテーマでも使える方法(バックアップ必須)
どのテーマでも使える方法
(header.phpファイルのバックアップを取っておく必要がある)
- WordPress管理画面の「外観」→「テーマエディター」を選択
- 自サイトで使用しているWordPressテーマを選択
- テーマファイル欄の「テーマヘッダー(header.php)」を選択
- headタグ内(<head>この間</head>)にコピーしたAdSenseコードを貼りつける
- 「ファイルを更新」をクリック

コードの設置が終わったら、
アドセンスのページに戻って「サイトにコードを貼りつけました」にチェックをいれて「完了」ボタンを押してね!
これで手順はすべて完了です!

アドセンスのホーム画面に戻ると、「お客様のサイトを審査しています」という表示になっています。
この状態で1~2週間ほど待ちます。
審査を待っている間にも、新しい記事を作成していきましょう。
最近のGoogleは、適度に新しい記事が追加されているかどうかもチェックしているようです。
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Googleアドセンス審査に落ちた時の対処方法
Goolgeアドセンス審査に落ちた時の対処法は主に2つあります。
1つ目は、前回の審査結果のメールが来た後に、1~2週間以上間を空けてから再申請をすること。
2つ目は、自サイトのコンテンツ内容(記事内容、リンクの設置方法など)がGoogleガイドラインの基準を満たしているかどうか確認することです。


Googleアドセンスの審査基準は、年々厳しくなっています。
以下のチェック項目を満たしているか確認しよう!
- 記事の量は足りているか?
(10記事以上書いた方が無難) - 1記事当たりの文字数は1,500字以上か?
(1,000文字以下の記事は低品質コンテンツとみなされやすい) - 重複した内容のページが存在していないか?
- 独自性の高いコンテンツを作成しているか?
- Googleのガイドラインに違反したコンテンツを作成していないか?
- 「プライバシーポリシー」「お問い合わせ」ページを作成しているか?
- グローバルメニューに「プライバシーポリシー」「お問い合わせ」ページへのリンクを設置しているか?
- 空タグや空カテゴリーが存在していないか?
審査に落ちたメールが届いてから、少なくとも1週間以上空けてから再申請しましょう。
収益化しやすいアドセンス広告の設置方法

Googleアドセンス審査に合格した後は、アドセンス広告をブログに貼っていきます。

審査に受かったはいいけど…なかなか振り込みされないよ…

アドセンスは8,000円以上の収益が出ないと振り込まれないからね。
アドセンス収入が入る前にブログ運営を諦めちゃう人のが現実なんだ。

とはいえ、せっかく審査に合格したんだから、できるだけ早くアドセンス収入も貰いたいよね!
アドセンス広告はいくつか種類があるから、それぞれの特長をよく見極める必要があるよ。
以下の記事では、アドセンス広告の貼り方から、各広告の特長を解説しています。

Google側が勧めてくる広告を適当に貼るよりも、アドセンス収益が伸びる方法を書いています。

Googleアドセンスはアップデートされ続けているため、ブロガー側も常に研究しておく必要があります。
以下の記事では、自分のサイトで実験した結果を反映させています。
少しでもお役に立てれば嬉しいです!