「逃げ上手の若君」3巻のあらすじ・ネタバレ感想。吹雪と共に悪党退治!

今回は、「魔人探偵脳嚙ネウロ」や「暗殺教室」の作者である、松井優征さんの新作マンガ「逃げ上手の若君」第3巻のあらすじと感想を書いていきます。
「逃げ上手の若君」の読みどころも解説しているので、最後まで見ていってください!
「逃げ上手の若君」3巻のあらすじ
3巻では、大人がいなくなってしまった村を、幼い子供たちと共に守る二刀使い「吹雪」が登場します。
策略家で健啖家の二刀使い「吹雪」
見た目は眉目秀麗、軍略に長けた二刀使いと、隙の無いキャラクターをしている吹雪くん。
しかし「逃げ若」のキャラクターだけあって、やはりちょっと(?)変わったところがある少年です。
かなりの大食いである上に、ご飯を使って軍略会議をしたりと、相変わらず若(時行)のツッコミが止まりません。
大人が打ち取られ、子供だけになってしまった村を守ってきた吹雪は、時行たちに助力を求めます。
「悪党」と呼ばれる強力な野党たちと戦うことになる時行に、吹雪が授ける剣術とは…?
時行が新たに会得した「鬼心仏刀」。悪党との対決の行方は…

吹雪から教わった「鬼心仏刀」をもって、悪党の親玉と対峙する時行。
屋内に追い詰められ、絶体絶命と思いきや、ここから反撃が始まります。

普通の人であれば、多少なりとも焦ったり気合を入れ直す場面ですが、さすがの時行君です!
逃げ上手の若君の本領発揮というところですね!
血の描写についてはリアリティがありますが、爽快な結末になったのが良かったです。
宿敵・足利尊氏の違和感

2巻・3巻では、幕間に時行の宿敵である「足利尊氏」の様子について描かれていました。
どうやら現在の尊氏は、精神性が人間離れしているようです。
幼少期から仲が良かった弟の「足利直義(あしかがただよし)」も、何度目かの仏様の絵を描いた実兄に対して強烈な違和感を抱いていました。

この御仏の絵は、ぜひコミックスで見てみてください!
思わず「ヒエッ」って声が出ちゃいますね…
ギャグも面白いですが、こういう恐ろしい描写もこの漫画の持ち味なのかな、と感じています。
4巻も楽しみですね!
知ってる?北条時行と「中先代の乱」

「逃げ上手の若君」の主人公のモデルとなった「北条時行」が日本史に名を遺した理由として、「中先代の乱」が挙げられます。
鎌倉幕府が足利尊氏によって討幕した後、鎌倉は一度、北条時行によって占拠される事件が起こります。
この前後の戦を指したのが「中先代の乱」と言われています。
中先代の乱に関する考察は、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて見てみてください!


