【鬼滅の刃】アニメ1話とオーディオコメンタリーの感想&レビュー。

アニメ「鬼滅の刃 立志編」第1話の感想を書いていきます。
前半は「鬼滅の刃」の作品紹介、後半はオーディオコメンタリーの内容を含んだ感想になります。
竈門炭治郎役の花江夏樹さん、竈門禰豆子役の鬼頭明里さん、冨岡義勇役の櫻井孝宏さんによる、アニメ第1話の裏話が聞けます。
また、このオーディオコメンタリーはBlu-ray、DVDの完全生産限定特典になっています。
すでに発売元のufotableさんからは手に入れることができなくなっているので、1話のオーディオコメンタリーに興味がある人は、早めに買うといいかもしれません。
↓Blu-ray版

↓DVD版

それではまず、アニメ「鬼滅の刃第1話」の作品紹介からどうぞ。
アニメ「鬼滅の刃」第1話「残酷」

時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。
ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。
その途中、禰豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。
「鬼滅の刃」第1話あらすじより引用
週刊少年ジャンプで連載されていた原作を、ufotableがアニメ化しています。
戦闘シーンの迫力と、背景の美麗さが印象的でした。
第1話は、実際の雪山に取材にいって作画を作っているようです。
まるで映画のような、見ているだけで寒くなりそうな雪景色でした。
アニメ第1話を見た感想

- 第1話から炭治郎と禰豆子の戦闘シーンがある!
- アニメ化によって「残酷さ」がより浮き彫りになっている!
- 声優さんの熱量がすごい!
筆者は原作を読んだ後にアニメを見ました。

え?
原作のあのシーンが、こんな見ごたえのある映像になっちゃうの?
というくらい、少ししか描写の無いシーンや、モノローグが多い場面でのキャラクターの動きなどが追加されていました。
物語の邪魔をしないアニメオリジナル要素が多いので、すでに原作漫画を読んだ人にもオススメできるアニメでした。
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【ネタバレあり】アニメ第1話オーディオコメンタリーの感想
ここから先はアニメ「鬼滅の刃 第1話」の内容と、オーディオコメンタリーのネタバレがあります。
アニメ未試聴の人は、注意してください。

ネタバレOKの人は、つづきをどうぞ!
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アフレコ時の様子
「アフレコの段階で、作画がほぼ完成していた」という部分で、ufotableさんの本気を感じました。
最近のアニメでは、声優さんが声をあてる段階で作画が完成しているのは珍しいようなので、花江夏樹さん(竈門炭治郎役)も驚かれていたようですね。
鬼頭明里さん(竈門禰豆子役)は、絶対に禰豆子を演じたいと思われていたようで、受かった時の喜びも大きかったそうです。
鬼の禰豆子のうなり声の出し方も、かなり工夫されていたようです。
櫻井孝宏さん(冨岡義勇役)は、第1話を読み込んだ段階で、物語がどんな終わり方をするのか気になった、ということでした。
たしかに、第1話を見ただけでは、鬼滅の刃がハッピーエンドを迎えるのか、バッドエンド風味の終わり方をするのか、予想するのは難しいですね。
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」の発言について

冨岡義勇が竈門炭治郎を叱りつけるシーンについて。
櫻井さんは「義勇も難しい立場にある」という分析をされていました。
確かに、視聴者は炭治郎目線になっているので、炭治郎の窮地に目がいってしまいますが、冨岡さんも自分を追い込んでますね。
のちに自分の選択の責任をとるために「ある行動」に出るわけですが、「生殺与奪の権を~」の発言の段階で、その責任の一部はすでに発生してしまっています。
こういった難しい判断を、持ち前の「冷静さ」と「やさしさ」で瞬時にできるところが、冨岡さんを水柱たらしめる所以なのでしょうね。
このほかにも
- 貴重な第1話の「笑いどころ」
- 鬼頭さんが着物の柄について「ずっと気になっていたこと」
- ラストに流れるOP主題歌とエンドロールについてのお話
などのお話があり、楽しく充実したコメンタリーになっていました。
完全生産限定版でしか手に入らない特典とは?

- オーディオコメンタリー付き「第1話」「第2話」
- サウンドトラック
- オリジナルドラマ2編
完全生産限定版には、オーディオコメンタリー以外にも、うれしい特典がついています。
サウンドトラックは鬼滅の刃らしい、和風で美しいBGMが収録されています。
「brace up and run!」を聴くと、炭治郎が冨岡さんに立ち向かうシーンが目に浮かびますね!

テンション上がるな~
オリジナルドラマ2編は、
竈門一家に悲劇が起こる前の日常風景が描かれている「在りし日の兄妹」
冨岡義勇が炭治郎に出会う前のお話である「忘れじの一刀」
の2編です。
「忘れじの一刀」の作品紹介と感想は、こちらに書いています。
前半はネタバレなし、後半はネタバレありの考察なので、興味のある人はのぞいてみてください。

鬼滅の刃のアニメ第1巻の「完全生産限定版」には、様々な特典がついています。
しかし、先にも書いた通り、発売元のufotableさんからは手に入らなくなっているため、市場に流通している分がなくなった場合、手に入れることができなくなってしまいます。
新章「刀鍛冶の里編」のアニメ化も控えているので、迷っている人は、今のうちに手に入れておくといいかもしれません。
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このブログでは、他にも「鬼滅の刃」の感想や考察を書いています。
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