【鬼滅の刃】ドラマCD「忘れじの一刀」感想考察。冨岡義勇が主人公の前日譚
今回は、アニメ「鬼滅の刃」のBlu-ray、DVD第１巻特典ドラマCD「忘れじの一刀」の感想を書いていきます。
冨岡義勇が竈門炭治郎に出会う前のお話。
水柱になる以前の、鬼殺隊士として歩み始めた冨岡さんが主人公です。
ドラマCD「忘れじの一刀」とは？
あらすじ
冨岡義勇が、鬼となった家族をかばう少年と出会ったときのお話。
とある鬼を追っていた冨岡義勇は、あと一歩のところで取り逃がしてしまう。
逃げた鬼を追った先では、すでに新たな被害者が出てしまっていた。
冨岡が鬼の潜伏先と思われる山に入ろうとすると、村人たちと少年の言い争う声が聞こえてきた。
「弟のユウが山で迷子になっており、助けにいかなければならない」
という少年「ハルオ」と共に、鬼が潜む山の中へ入っていくが…。
ドラマCDを聴くには？
- 完全生産限定版の特典のため、「通常版」ではドラマCDが手に入らない
（レンタル用Blu-ray、DVDでは試聴できない） - 「Blu-ray」版と「DVD」版の２種類がある
（購入時は注意が必要）
アニメ「鬼滅の刃」第１巻の初回限定特典のドラマCDのため、数が限られています。
2022年現在、すでに発売元のufotableさんからは手に入れることができません。
手に入れるには、他の店舗から購入するのが一番よさそうです。
また、「Blu-ray」版と「DVD」版の２種類があるので、購入する際は間違えないように注意してください。
↓Blu-ray版はこちら。
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↓DVD版はこちら。
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「忘れじの一刀」の感想
若いころの冨岡さんの活躍にテンションが上がる！
本編「鬼滅の刃」では、21歳の冨岡さんですが、このドラマCDでは、恐らく10代後半といったところでしょう。
本編の「水柱」らしい、経験豊富な鬼殺隊士としての冨岡さんとは、また違った印象があります。
鬼殺隊士として未熟…とも言えるのですが、その「甘さ」は、普通の人間ならば本来は切り捨てなくてもよい部分。
「鬼のいる世界」が、いかに残酷なのか。
想像力がかき立てられます。
もちろん、音声のみでありながら、冨岡さんのカッコいい戦闘シーンもしっかりありますのでご安心を。
脚本が良いので、これから鬼滅の刃を楽しむ人も、すでに原作漫画を堪能した人にもオススメです！
漫画「冨岡義勇外伝」もあわせて読みたい！
冨岡義勇の活躍は、漫画本編や「忘れじの一刀」だけではありません。
スピンオフ漫画「鬼滅の刃外伝」には、水柱・冨岡義勇が主人公の外伝と、炎柱・煉獄杏寿郎が主人公の外伝の2編が収録されています。
こちらの外伝は、竈門炭治郎と出会った後の冨岡さんが活躍するお話です。
「忘れじの一刀」→「第1話：残酷」→「冨岡義勇外伝」
という時系列になっています。
3つの異なる話から、冨岡さんの心情や、鬼滅の刃の世界観をさらに深めることができます。
まとめ：鬼滅の刃の世界観と冨岡義勇を深堀りできるドラマCD
- 鬼滅の刃の世界を追体験できる
- 冨岡義勇ファンなら手に入れたいドラマCD
- 完全生産限定版の特典なので、数が限られている
新米（？）隊士の冨岡さんと、一般人が中心のお話なので、感情移入がしやすいドラマです。
本編漫画を含め、これ以外の作品では「柱として経験値のある、頼れる冨岡さん」の描写が多いです。
このドラマCDではめずらしく、冨岡さんのやや「若い」部分が垣間見ることができます。
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↓DVD版はこちら。
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また、このドラマCDが同封されている「完全生産限定盤の」Blu-ray、DVDには、ほかにも
- 声優陣のオーディオコメンタリー付き第１話、第２話
- オリジナルサウンドトラック
- ドラマCD「在りし日の兄妹」
も特典としてついてきます。
竈門炭治郎役の花江夏樹さん、竈門禰豆子役の鬼頭明里さん、冨岡義勇役の櫻井孝宏さんによる第１話のオーディオコメンタリーの感想はこちらに載せています。
気になった人は、チェックしてみてください。
【おまけ】ネタバレありの感想・考察
ここから先は、漫画「鬼滅の刃」と「鬼滅の刃 忘れじの一刀」のネタバレを含みます。
まだ原作を読んでいない人は、ネタバレにご注意ください。
上記OKの方のみ、続きをどうぞ！
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「忘れじの一刀」試聴後の感想
- 冨岡さんのセリフ、独白が多い
- 「普通の人間」ではいられない鬼殺隊士が直面する厳しい場面を追体験できる
冨岡義勇の独白が多いドラマCDなので、冨岡さんの心情がよく分かります。
原作第１話に匹敵するくらい、冨岡さんが（独白で）よく話していましたね！
ドラマCDなので、当然と言えば当然なのですが、やはり嬉しいポイントの１つでした。
また、ハルオが必死に弟を呼ぶ声、おびえる村人の様子などがリアルに想像できるほど、臨場感あるドラマでした。
「冨岡義勇外伝」の記事でも書きましたが、主人公以外登場人物からみた鬼滅の刃の世界観がとても好きです。
あの残酷な世界観があるからこそ、原作での炭治郎と仲間たちのやりとりが愛おしくなってくるんですよね…。
柱に求められるもの
ハルオは村人や冨岡さんからさんざん忠告を受けていたにもかかわらず、弟のユウを連れ帰ることを最後まであきらめませんでした。
その結果、ハルオはユウに喰われてしまうわけですが、
ハルオが抱えている必死さは、家族を大切にしている人間ならば誰しもが持ち得る「やさしさ」からきています。
普通の人間がもっている「やさしさ」を大切にしたために、ハルオは死んでしまうという部分が、とても印象に残りました。
男の子鬼滅の刃の世界は、力を持たない一般人には本当に残酷だね…
さらに特筆したいのは、冨岡さんをはじめ、柱になる人たちは、このような「残酷な場面に遭遇したのが一度や二度ではない」というところ。
このドラマCDを聴いたあとで、原作漫画の第1話「残酷」と第45「鬼殺隊柱合裁判」を読み直すと、改めて柱の凄さと冨岡さんの決断の重さが分かります。
- 普通の人なら持っていても良い「優しさ」も「甘さ」となってしまう状況で戦い続ける「柱」
- 「柱」として残酷な場面に立ち会い続けたにもかかわらず、竈門兄妹を見逃す決断を下した冨岡義勇
柱合裁判は、様々な角度からみることで新しい発見ができますね！
冨岡さんの「行動」も重みがありますし、それと真っ向から対立する不死川さんの「発言」も重みが増します。
風柱・不死川実弥も、とても深みのあるキャラクターです。
鬼滅の刃の世界観を深掘りしていきたい人は、原作漫画と公式外伝小説「風の道しるべ」もぜひ読んでみてください。
このブログでは、ゲームや漫画の紹介や考察を書いています。
女の子「鬼滅の刃」の記事も多いので、ぜひチェックしてみてね！
ここまでよんでくださり、ありがとうございました！
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ストーリーや世界観が面白いゲームや漫画、アニメの感想や独自の考察を書いています。
他にも、イラストを描いてTwitter、Pinterestに投稿しています。
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